いちじょうじ四季報

京都の女子大生がいろんなことを書く

偏差値45から関関同立に受かった話

10月です、受験生のみなさんはわりとお勉強頑張ってるかな〜って感じの時期ですね。受験の話をしたいと思います。

受験生というより受験を意識し始めている高校2年生向けの記事かもしれません。わたしは高3春時点で偏差値40〜45だったけど予備校行かずに関関同立に受かってるので少しは参考になるんじゃないかな、進学校でバリバリ勉強してる国立早慶志望のひとはこんな記事に頼る必要はないのでそっとブラウザを閉じて勉強しなさい。

高3から受験勉強を始めるに当たってどう勉強していたか、どうすればいいかとかを反省を踏まえながらいろいろ書きたいと思います。1年真面目に頑張れば結構いいとこ行けるから頑張ろうね。

*わたしは私立文系(英国社3科目)のみの受験だったので、理系志望や5科目以上で受験したい人はあんまり参考にならないかも


1.英語、国語の勉強は早めに始める
これら2科目は付け焼き刃で身につくものではないので早めにやること。特に英語。これについては文系全体に言えると思います。わたしも4月くらいから、早めに始めてました。

好きだから、得意だから、という理由で早いうちから社会科系科目ばかり勉強する人がいるけどこれは危ない。暗記科目は秋冬あたりに他の受験生に追い抜かれやすいです。みんな秋冬からやるからね。社会科系科目ばかりやっていると、英語・国語の力をつけてから社会科を始める他の受験生に勝てなくなってしまうと思います。
あと社会科系科目に高い配点を置いてるのは史学科系の学部など、特定の学部のみなんですよね。あんまり多くないです。だいたいの文系の私大は英語に高い配点を置いているようです。それか均等配点。

最初のうちは社会科系は全体の勉強量の10〜20%くらいで、社会科系に力を入れるのは秋くらいからで大丈夫だと思います。この2科目の力をつけましょう。国語は苦手なのでよく分からないんですけど、英語はやればやるだけ伸びるので。英:国:社=5:4:1くらいがいいかも。


2.模試は定期的に受ける
自分の実力を測ることができるだけでなく、自分の実力が上がっていることも実感できてモチベーションに繋がりやすいので1ヶ月に1度くらいは受けておくといいかもしれないです。わたしも模試でモチベーションを保っていました。
目指す学校のランクによって変わってくるけど、個人的には標準レベルの河合の模試をメインに受けておけばいいと思います。最初のうちは代ゼミとかでもいいかも。駿台模試は自分がまだまだであることを実感させられますね。進研模試は1、2年生向き。

志望校の書き方なんですけど、同じレベル帯の学校ばかり選ばずに幅広いレベルから書くといいです。「第一志望」「滑り止めで入りたいところ」「今の実力で入れるところ」を書くといいとか、
わたしは早慶志望だったので、第一、第二希望に早慶、第三、第四希望に関関同立MARCH、それ以降は日大や地元の女子大などを入れてました。滑り止めや志望度が低いところもここなら行ってもいいな、ってところを書こう。
同じ大学名でも入試形式によって判定が変わってきます。全学部形式と一般形式に分かれてるのが多いですね。一般形式の方が簡単です。全学部形式は1回の試験で全部の学部が受けられる分ちょっと難易度が高くなってることが多いです。

 

3.科目を絞る
理数系がどうしても苦手で…という人はいっそ科目を3科目まで絞っちゃうのもありだと思います。要するに私文特化。この場合だといくつかの私立を受けることになると思うんですけど、私立は受験料も学費も高いです。ご両親と相談しましょう。3科目受験ができる公立大学もあった気がするので探してみてください。

 

4.時間ではなく量で
「○時間勉強した〜」って満足しちゃう人を見かけることが多いですけど、これで満足するのってちょっと危ないです。
友人に1日10時間以上勉強してるわりに成績がイマイチな子がいたんですけど、よくよく聞いたら漫画を読んだりおしゃべりをしながら勉強していて、なるほどなあとなった記憶があります。
だらだらする10時間より集中する5時間です。1日○時間やる!ではなく1日にこれだけのページをやる!みたいな感じで分量で考えるようにしましょう。

 

5.息抜きをする
勉強って少なからずストレスが溜まるし、ずっと続けていると効率も落ちてきます。休憩や息抜きもそれなりにやるようにしましょう。ちょっとぐらいゲームしたり友達と遊んだりしたっていいです。息抜きしないほうが逆にしんどいです。
家で勉強する場合、息抜きに漫画を読んでいたらご両親に怒られる、みたいなこともあるかもしれないんですけど、その辺はしっかり話してみましょう。
どうしてもご両親の理解が得られそうにないなら図書館や私営の自習室など、家の外で勉強するのもアリだと思います。(ただご両親の目がないからと言ってだらけたりするようであればそのへんはまた考え直そう)
カフェは雑音が気になるので知識のインプットの時などに使いましょう。演習は静かな場所でやるほうが気が引き締まりますし、本番に近い気持ちでできるので図書館や予備校の自習室などをおすすめします。


6.過去問研究はしっかり
わたしの受験を振り返ってこれをもう少しちゃんとしておけばよかったな、と思うのがこれですね。ただ解くのではなく傾向などを把握しましょう。これに関してはあんまりやらなかったのでこれ以上言えないのです、申し訳ない…
私立文系をひたすら受ける「数打てば当たる型」の受験方法だとこれがおろそかになりがちかも。わたしのことです。


いろいろ書きましたけど、わたしは別にプロでもなんでもないのでこれを全部やれば絶対受かるぞ!というアレはないです。受験勉強前の偏差値、基礎知識などのバックグラウンドや環境、本人の性格によって勉強の仕方はそれぞれなので。

そりでは、みなさんお勉強頑張って。